母の日やお祝い事など、なにかの節目などには切り花を頂く事がありますね。
あまりの奇麗さにみとれ、出来るだけ長持してもらいたい!と思いますよね?長持させるためにはどうしたらいい?管理ってどうしたらいいの?
解説していきましょう!
切り花を長持ちさせる方法はこれ!
まずは、お花が十分に水を吸っている事が大切です。
花瓶にいれる前に十分に水があがっているかを確認しましょう。
(水分が足りずにしたを向いている花がないかなど)
萎れかけている花がある場合は、深水といって、花ぼ上部を新聞紙などで包み、丈の長い花瓶などに花首のあたりまで水に漬けて、一晩程度置きます。
次の日にはしゃきっとしてくれるはずです。
花瓶の水が濁らないためにも毎日の水の交換は忘れずにしましょう。
その際には、花の茎の足下の部分などを流水で少し洗ってぬめりを取ります。
そして茎の先端の部分を少しカットするといいでしょう。
花瓶の中の水は水道水でもokですが、延命材などを利用すると長持します。
延命材を使用するときは毎日の水の交換は必要ありません。
延命材などが無い場合の有効な手段としては、糖分を入れる事です。
延命材に入っているのも糖分です。
何をいれると良いのかというと、一番いいのはサイダーです。
気の抜けた飲み残しのサイダーでも問題ありません。
ただし、色の付いた炭酸飲料だとお花に色移りする事があるので注意しましょう。
花の長持ちする切り方はこれ!
カーネーションや百合、ガーベラやかすみ草など、お花屋さんでよく見かけるような花は、とにかく切れるハサミで切る事が重要です。
花は茎から水を吸います、
茎の中には気泡があって、その気泡から水が上がっていきます。
鋭利なハサミやナイフでカットすると気泡は潰れないですが、切れないハサミなどで無理にカットすると気泡がつぶれてしまい、水が上がって行かなくなります
吸水量を多くする為に斜めカットするのも有効です。
水分を多く吸収する事で長持につながります。
花によってはハサミよりも手で折ったほうが有効な場合もあります。
それは、菊や枝ものなどです。
カーネーションやガーベラなどのようにスパット切るのではなく、手で折って断面のきざきざの面積を多くする事で水の吸収が良くなります。
菊や枝ものを花瓶に差すときはハサミではなく、手でボキっと折る様にしてカットしましょう。
茎の太い枝ものなどは先端を十字にカットする方法もあります。
花を長持ちさせるコツはこれ!
毎日水を変える事(延命材なしの場合)
延命材などを利用してみましょう。
お花の種類によって切り方が違います
という事を説明しましたね
その他にもまだコツはありますよ!
それはなにかというと、やはり水に関係するのですが、
植物を水にいれるとバクテリアが発生し、花が枯れる原因になります。
できるたけバクテリアの繁殖を少なくする必要があります。
それは、水に浸かる部分の葉っぱは根元の所まで奇麗に取る事です。
カーネーションなどは節の所に葉っぱが二枚くらいずつ付いていますよね。
その葉っぱを根元から奇麗に取ってしまいます。
菊なども沢山葉っぱがついていますよね、
ある程度は取るかもしれませんが、茎に葉が残らない所まで取ってしまいます。
葉と茎の間からバクテリアが発生するのを防ぐ他には、葉っぱに栄養分を取られるのを防ぐ意味もあります。
不必要な葉っぱはできるだけ奇麗に落とすようにしましょう。
日光にあたる事によって殺菌作用が働くので透明な花瓶を使用しましょう。
菊や枝ものなどの根っこが映えるものは逆に暗い方が適しているため不透明な花瓶を利用するようにしましょう。
まとめ
花を長持させる為にはできるだけ涼しいところに置くのも重要です
普段いいと思って行っている事でも花の種類によっては逆効果な事もありますので、花の特性に注意して管理して、長い間奇麗な切り花を楽しみましょう!