
お子さんがプールなどに入った時に耳に水が入ってしまい、なかなか取れないってことないですか?
一晩放置したら抜けるかと思って放置させてみたもの、ゴロゴロという音がそて抜けた様子がない、、、このままで大丈夫?炎症を起こしたりしないの?って心配になりますよね?
上手な水の抜き方をお教えしましょう!
プールで耳に入った水が取れない時はどうする?
プールなどで耳に水が入ってしまい、なかなか抜けない事がありますね。
通常水が溜まるのは鼓膜の手前の外耳と言われる所です。
鼓膜の所の中耳まで入り込む事は少ないのですが、鼓膜に穴が開いていたり、チュープを入れていたりする耳の弱いお子さんなどは奥まで入り込んでしまう事もあります。
ころころと音がしたりすると不快な感じがして、早くとって!と言われる事も多いでしょう。
あまり不快そうな感じにしているとつい手荒な事をしてでも取り出してしまおう!と思ったりしてしまいますよね、
無理矢理とろうとすると耳の皮膚を傷つけたりする場合があります。
耳の皮膚を傷つける事によって炎症をおこす事もあります。
手荒な事をして取り出そうとするのはやめましょう。
耳に入った水は体温などで自然に蒸発して無くなってしまう事が殆どです。
通常は半日程度で無くなります。
まずは様子をみてみましょう。
耳の水が抜けない時は放置でも良いの?
基本的には取れなければ無理に取り出す事はしなくても大丈夫です
半日や一晩以上たっても抜けない場合はプールの水には菌がいますので、炎症を起こす事もあります。
放置せずに取り出すようにしましょう。
また、お子さんが風邪をひいていたり、鼻に炎症があったりする場合は注意が必要です。
プールの水が溜まっている事が原因というよりも、鼻の菌が耳へ入り込んでしまう事が原因で炎症をおこしてしまう事があります。
キチンと対処すれば炎症は防げます。
なかなか取れないようであれば耳鼻科に行って撮ってもらうようにしましょう。
鼻に問題を抱えているお子さんの場合は特に早めに対処するようにしましょう。
耳の水を抜く方法はこれ!
よく水の入った耳を下の方に向けて片足でとんとんと跳ねてみたり、頭を叩いてみたりする場合がありますね。
しかし、この行為はあまり意味がありません。
逆にお子さんの場合は頭を叩いた事によって脳震盪をおこしたり、片足でとんとんする事によってフラついて倒れてしまったりといった危険性があります。
お子さんにも頭を叩くなどして無理に水を取り出す行為はしないようにさせましょう、
では、効果的な耳に入った水の取り方を説明しましょう。
〜その1〜
ティッシュペーパーで取ってみましょう。
ティッシュペーパーを五ミリ程度の幅に切ってこよりを作ります
そーっと耳の置くまで差し込んでみましょう。
鼓膜は奥にあるので多少勇気を持って刺し来んでみます、
ティッシュペーパー自体は柔らかいものなので鼓膜にあたってしまっても問題ありません、
ただし、念のためそーっと押し込んでみるようにして、自身のない場合は行わないようにしましょう。
〜その2〜
ドライヤーの熱を利用してみましょう。
体温で乾かなければ、ドライヤーで乾かしてみます。
耳に遠くからドライヤーの熱を当ててみましょう、
蒸発して無くなってくれるハズです。
近過ぎるとやけどをする可能性があります。
親御さん自身が自分の手にも当たるようにしながら行い、熱くなり過ぎていないか温度を確認しながら十分に注意して行なうようにしましょう。
〜その3〜
最後に紹介するこの方法が一番安全でオススメです。
水の入った方の耳の後ろ側を斜め上に引っ張ります。
ゆっくりと顔を傾けます
耳をしたに向けた状態で”あ〜 う〜 あ〜 う〜”と言ってみましょう。
口を大きく開けてあごを動かすのがポイントです。
仰向けに寝てゆっくりと耳を下に向けます。
だいたいの場合はこの方法で取れます。
慌てずゆっくりとやらせてみましょう。
取れない場合は耳垢などがじゃましている事も考えられますので、耳鼻科で取ってもらいましょう。
まとめ
耳に水が入らないようにする為の対策として耳栓は有効です。
耳栓をしても周囲の音はきこえますので、鼻の炎症などがある場合は予防策として耳栓をさせるのもいいでしょう、