新年恒例の書き初め、毎年お子さん達が大勢参加されて
いますよね。
初めての書き初めだと道具から揃えないといけませんね。
そこで、どんな筆を選んだらいいのかご紹介しましょう。
書き初めの紙のサイズは?
まずは紙のサイズを説明しましょう。
よく”半紙”って聞きますよね?
どんなサイズなのか確認すると、
学校などでよく習字の時間に使われるA4サイズの
用紙が半紙という大きさです。
半紙の長さが4倍くらいある物を”半切(はんせつ)”
といいます。
書き初めにはこの二種類の大きさが使われます。
まずは筆選びの前に紙の大きさを確認しておきましょう。
書き初めの筆の選び方って?
筆にはサイズがあります。
サイズはメーカなどによっても違うようですが、
筆の柄の部分の直径で号数が決められています。
では、どのようにして筆のサイズを決めるのでしょうか?
基本は紙の大きさと文字のサイズで決めます。
紙に一列にかく場合と二列に書く場合がありますね
一行書くのであれば、太めのもの
二行書くのであれば、中位のもの
などのように、書く文字の大きさによって選ぶといいです。
多くの方が選んでいるのが7号の筆です
お得なセットなどを選んでいる方も多いのではにでしょうか。
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まずは慣れる事を目指して、手頃な値段のものを選んで
見ましょう。
その上で、もう少し太いほうが上手に書けるかな?
細いほうが書き易いなど出てくると思います。
何本か用意して書き比べてみましょう。
書き初めの筆におすすめはあるの?
筆は、サイズの他にも毛の違いもありますね。
羊毛筆(ようもうひつ)は、やぎの毛でつくられた
柔らかいもので、多くが白い毛になっています。
剛毛筆(こうもうひつ)は、馬や狸、イタチの毛などで作れて
いて、固く茶色い毛のものが多いです
兼毫筆(けんごうひつ)は、馬、狸、やぎの毛を混ぜた筆で、
羊毛筆と剛毛筆の中間です。
中心が茶色で外側が白い毛になっているものです。
羊毛筆は柔らかいため扱いづらく、剛毛筆は固いため字が
かすれ易いという難点があり、初心者には向いていません。
その点、両方の特徴を持ち合わせた兼毫筆は適度な固さが
あり、扱いやすい為、初心者には向いています
習い始めの小学生であれば、兼毫筆のものを選んであげる
ようにしましょう。
いかがでしたか?
道具選びは慎重になりがちですよね
筆先までしっかりとしたものを選んで
道具で挫折するという事がないようにしましょう。